松田軽太のブロぐる

企業の情シスで働いています。会社の中では何をしてるのかナゾな職場の情シスあるあるなどや読んだ本のことなどを思いつくままに書いています。

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「未来の働き方を考えよう」を読んで、超高齢化社会の日本の未来をちょっとだけ考えてみた

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ちきりんさんの著書「未来の働き方を考えよう」を読んで未来をちょっと考えてみました。

 

こんにちは! 松田軽太です。

 

ご存知のように日本は超高齢化社会まっしぐらです。
労働人口の減少は深刻で人手不足が原因で賃金が上昇してしまうくらいですから。

 

 

高齢化先進国の日本という国

高齢化に関しては世界的にも先進国であり、これからの日本の振る舞いが世界的にも高齢化社会のお手本になるんです。
まぁ、何もこんなことでトップランナーにならなくても良いような気もしますが。

 

日本は超高齢化社会ですが、アジア諸国はまだまだ若者が沢山います。

とくにインドはこれからますます発展する国として、世界の各国がロックオンしていますね。

 

まぁ、それはそうですよね。


老人ホームの隣にお店を出すか、大学の隣にお店を出すかという選択をしなければならなければ、大学の隣にお店を出しますよね?

企業としては老人大国の日本で売るよりも、人口が増えていく国で売った方が購買意欲が多いわけで売上も上がります。

 

人口が増えていくことを人口ボーナスと言いますが、日本は人口が減っていく人口オーナス期に入りました。


人口オーナス期という言葉から、ふと藤子不二雄先生が1978年に描かれた「老年期の終わり」というSF短編作品を思い出しました。

 

とある文明の発達した惑星の人類が「種」として老いていく姿を描いています。

 

なんとググってみるとYouTubeで読めるとは。この記事を書きながら、ついつい見入ってしまいました。

 

youtu.be

 

「老年期の終わり」は「創世日記」という短編集に収録されています。興味のある人は是非、お読みください。

 

藤子・F・不二雄SF短篇集 (1) 創世日記 中公文庫―コミック版

藤子・F・不二雄SF短篇集 (1) 創世日記 中公文庫―コミック版

 

 


海外で商売するということ

介護とか医療とか老人向けの商売しか成り立たなくなると考えると、なんだかなぁ~と思いますが、いずれ僕も皆さんも老人の中の一人になります。

 

購買意欲の衰えた老人を相手に商売しても、物なんて売れないワケで、それであれば日本に見切りをつけて「グローバリゼーション、最高!」って声高に言いたくなるのも分かります。

 

「未来の働き方を考えよう」でも書かれていましたが、例えば事務処理なんて、何も日本で行う必要ないんですよね。

 

情報システムが整った現在、別にインドでもベトナムでも仕事はできるわけですから、何も日本に本社機能を構える必要だってないんです。

 

 

もしアジアに転勤になったら?

アジア諸国が商売のメインマーケットになったら、やっぱアジアに転勤ってことなるんだろうけど、では家族はどうしようってことになりますよね。

ましては子供がいたりすれば「子供を日本以外で育てるのか?その国の教育水準や衛生環境とか考えると、100回くらい夫婦喧嘩になりそうです。

 

おまけに最近の日本では絶対に安泰だと思われていた東芝が経営危機だしエアバックのタカタも倒産したし、大企業であれば一生、安定なんて言ってられない時代ですね。

 

そう考えると、もう常識なんて通用しないんだから、だったら非常識な生き方を考えたほうがいいんじゃないかとも思えます。

 

 

どうやって生きたいか?

特に最近、ブログを読むようになってからというもの、「自分の人生を豊かに生きたい」と考える20代が増えていることに驚きました。


そこ気がついてしまった20代と、それこそ、どっぷりと社畜根性を叩き込まれた会社人間の上司世代では、考え方に大きなギャップができるのは無理からぬことしょう。


仮に残りの人生が10年だとしたら、果たしてどんな生き方をしたいでしょうね?
今の会社で今の仕事をしたいでしょうか?それとも別の仕事をしたいでしょうか?


あるいは、仕事なんかしなくてあと10年だったら、貯金を切り崩して、好きなことだけをしたいと考えるかもしれません。


野球選手になりたいとかサッカー選手になりたいとか、子供の頃は無謀な夢を考えたのにいつの間にか、仕事に忙殺されちゃって、なりたい未来の姿すら思い浮かばない自分に気がつきました。

 

と、こんな世知辛い世の中です。

この機会に「自分はどんな生き方をしたいのだろうか?」と立ち止まって考えてみてもいいですよね。

  

 

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