松田軽太のブロぐる

企業の情シスで働いています。会社の中では何をしてるのかナゾな職場の情シスあるあるなどや読んだ本のことなどを思いつくままに書いています。

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コンビニスイーツを美味しくしたのはローソンのウチカフェだったと思う話

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最近のコンビニスイーツはすごく美味しくなりましたね。

 

こんにちは! 松田軽太です。

 

僕の記憶ではコンビニスイーツがここまで美味しくなったのはローソンのウチカフェが
誕生してからだと思うのです。


画期的だったローソンのUchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)

かれこれ7年くらい前にローソンのティラミスが本格的すぎて話題になりました。


それがキッカケで「コンビニスイーツといえばローソン」という印象があります。

この頃のコンビニスイーツって全般的に「まぁ、コンビニだからこの程度だよね」っていう程度のクオリティだったのです。

 

しかしローソンの立ち上げた「ウチカフェ」ブランドがその常識を打ち破ったのです。


ローソンのサイトに「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」のコンセプトが書かれていました。

www.lawson.co.jp

株式会社ローソンは、オリジナルデザートの新ブランド「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」を2009年9月29日(火)に立ち上げ、全てのオリジナルデザート(約25種類:地区により異なります)を
新ブランドに統一します。

 

ローソンのオリジナルデザートは、年間約1億5千万個販売される人気商品です。近年特に夜間(21~24時)の販売が伸びており、3年以上前年同月比を更新し続けています。

 

■20代~30代の女性に向けたデザート 
現在、ローソンのデザートを購入されるお客様の約6割が男性です。
新ブランド「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」では、より幅広いお客さまにお楽しみいただくため、デザートへの関心が高い20代~30代の女性に向け、コンセプトや商品の開発を行いました。

 

■"おうち"をカフェにする「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」 
ご自宅や職場で、本格的なおいしさと、カフェでのリラックスした時間を手軽にお楽しみいただきたいと考え、『いつでも、おうちがカフェになる。』をコンセプトにしています。


豊富な商品ラインナップと、統一感のあるデザイン(パッケージや店内装飾、専用のお持ち帰りバッグなど)により、ローソンの店内に小さなカフェを演出します。

 

(ローソンのニュースリリースから引用)

 

 

この頃、ローソンは巻いてないロールケーキの「プレミアムロールケーキ」を発売し大ヒットしました。

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プレミアムロールケーキを初めて見た時は「っていうか、そもそも巻いてないのにロールケーキっておかしくね?」とも思ったんですが、試しに食べてみたら、巻いてないからこそ、クリームをたっぷりと堪能できたので「ま、美味しいからいいか」とすぐに思いました。

 

そう、「美味しい」と思えれば、たいていのことは許されるんです。

 

そしてプレミアムロールケーキ以上にマチカフェが「すげー!」って思ったのは

本格的なティラミスを見つけた時でした。

当時のコンビニスイーツはティラミスにしたって、甘ったるい生地にココアパウダーをかけただけの「なんちゃってティラミス」しかありませんでした。

 

でも、それで良かったんです。だってコンビニスイーツってそういう代替品みたいな存在だったのです。本格的なスイーツが食べたければ、洋菓子店で買うというのが常識だったのですから。

 

しかしローソンのマチカフェブランドのティラミスは生地にはほろ苦いコーヒーに浸したビスケットの上にクリームチーズを敷き詰め、オトナな味わいのココアパウダーがかかったかなり本格的なティラミスです。

 

本格的すぎるティラミス

いやぁ~、あれを食べた時は驚きました。
「なにこれ?? こんな本格的なティラミスがコンビニで出来るんだ」と。

しかしもわずか210円程度で、いつでも食べられるというのは本当に驚異的でした。
思わず何度もリピートしたことを思い出します。

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確か深夜番組の「お願いランキング」で、ティラミスの製造工程を放送していました。

大量のおばちゃんが水色の手袋をつけて、流れ作業でティラミスを作っていました。

 

当時の僕はコンビニのように数線店舗もあるんだから、当然、工場でロボットアームが
自動的に作っているんだと思っていました。

 

それがまさか、おばちゃんの手作業だったのは驚きでした。

 

よく見かけるコンビニスイーツの製造元といえば、山崎製パンだったり、モンテールだったりするんですがプレミアムロールケーキにしても、ティラミスにしても、製造しているのはコスモフーズという川越にある生洋菓子工場なのです。

 

コスモフーズとは?

ということで早速、コスモフーズのサイトを見てみましょう。

www.cosmo-foods.com

平成18年に創業されたまた若い会社なのですね。従業員数は150名とのことなので、中堅メーカーなのです。


関連会社の欄に正和製菓のリンクがあるので見てみると、こちらは昭和34年創業の老舗の洋菓子メーカーでした。正和製菓は大手菓子メーカーのOEM製造を請け負っているのです。
www.showaseika.co.jp

 

社長は笠井 英毅氏が務めていますが、コスモフーズも笠井 英毅氏が務めているので、コスモフーズはコンビニ向け製品に特化した会社なのでしょう。

コスモフーズの商品一覧ページを見ると歴代のローソン・マチカフェの商品が並んでいます。

商品ページ


ウチカフェは自主マーチャンダイジングの走りだった

今でこそコンビニはプライベートブランド(PB)商品を増やしていますが、当時のPB商品は安いけど、そこそこの品質だったのです。

 

しかしローソンはウチカフェというブランドを立ち上げて、高品質化しました。
これって自主マーチャンダイジングの走りだったんだと思います。

 

つまり「ローソンでしか食べられない美味しいスイーツを自分たちで企画する」ということです。それによりお客さんはたくさんあるコンビニの中から敢えてローソンを選ぶ理由が生まれるのです。

 

ウチカフェがキッカケでローソンの熱烈なファンになった人も多いはずです。

 

ということで僕はこれからもローソンとコスモフーズの進化したスイーツに期待したいと思います。

 

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