松田軽太のブロぐる

企業の情シスで働いています。会社の中では何をしてるのかナゾな職場の情シスあるあるなどや読んだ本のことなどを思いつくままに書いています。

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『必ず食える1%の人になる方法』は新社会人にとって必読の本だとオススメする理由

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たまたま藤原和博さんのYouTube動画を観たら面白かったので、「必ず食える1%の人になる方法」という本を読んでみました。

 

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

 

 こんにんは! 松田軽太です。


現代は成熟社会といわれています。


高度経済成長のようにモノを作れば、飛ぶように売れた時代はとうの昔に終わりを告げて、人々の価値観が多様化した時代です。

 

例えば高度経済成長の時代であれば、ヒット曲というのは、老若男女を問わず誰もが曲のタイトルを聞いただけで、どんな歌なのか思い浮かべることが出来ましたが、最近ではそういう曲って少ないですよね?

 

それが成熟社会での多様化ということなのです。

 

4つの「生き方」のどれを目指すか?

この本では「生き方」を4つの種類に分類しています。

 

  • A領域→経済的価値を重視する権力志向
  • B領域→経済的価値を重視するプロ志向
  • C領域→経済的価値以外を重視するけど権力志向
  • D領域→経済的価値以外を重視するプロ志向

 

多様化した時代であるとはいえ、概ね多くの人はこの4つの中に当てハマるでしょう。

 

「1%の特別な人」を目指す

しかし本書のタイトルでもあるように「1%の特別な人になる」ことが大切なのです。

 

そう聞くと「いやいや、1%の人ってものすごく優秀な人じゃないの?そんなの天才じゃなくちゃ無理に決まってるじゃん!」と思いますよね?

 

でも1%って100人に1人ですよ?

 

皆さんの会社が300人だとしたら、3人は居ることになります。
自分の会社の中で3人くらいいる「特別な人」を思い浮かべてください。
そう考えると不可能ではない数値だと思いませんか?

 

実は「100人に1人」の特別な人になるには、誰でも1万時間をかけてその分野の訓練を行うと、必ずなれるといいます。

 

例えばあなたの会社にExcelマクロやACCESSを組めるプログラミング技術がある人ってあまり居ませんよね?


そういう環境であなたがプログラミングを覚えれば、確実に「特別な人」になることができるのです。


さらに管理会計ができるくらいの会計知識を持てば、あなたの希少性はもっと高くなります。

 

つまり「ある希少性」と「ある希少性」を掛け合わせることで、自分の価値をどんどん高めることができるのです。

 

自分の価値を高めれば収入もあがる

収入は「仕事」をすることで得られます。
では世の中にはどんな仕事があるでしょうか?

 

まず身近な仕事というとセブンイレブンなどのコンビニや、マクドナルドや吉野家といったファーストフード店でのアルバイトですかね?

 

これらの仕事の時給は800円から1000円といったところでしょうか。

 

サラリーマンの時給は平均すると2500円だと聞いたことがあります。

 

医者や弁護士という特殊な技術をもった職業は時給に換算すると1万円~3万円くらいです。

優秀な経営コンサルタントであれば、時給換算すると8万円にもなります。

 

例えば漫画家の鳥山明は一枚の原稿を書く時間が30分くらいだと言います。あのクラスの大御所漫画家であれば、原稿料は一枚5万円以上はするので、時給換算すると10万円以上ということになります。

 

このように「仕事」という言葉は同じでも、得られる収入の差は100倍にも200倍にもなるのです。

 

この大きな収入の差を産んでいるのが「世の中での希少性」なのです。

 

だからこそ、まずは身近なところで「1%の希少性=100人に1人」の特殊な人になることが大切なのです。

 

どのくらいで「1%の特別な人」になれるのか?

 

 「天才!成功する人々の法則 (著:マルコム・グラッドウェル、訳:勝間和代)」によると世界中の成功者を調べたところ、ある分野で成功するために費やされた訓練時間は1万時間だったのです。

 

では1万時間とはどのくらい日数なのでしょうか?

「1日に8時間の訓練」を継続した場合、3年半で1万時間に到達します。

 

さすがに1日に8時間は難しいので、半分の4時間にした場合は倍の7年ということになります。

 

確かに実際に行うのはキツいかもしれませんが、でも不可能な条件でもないと言えます。この1万時間を乗り越えれば、あなたは特別な人になれるのです。

 

ムダなことはサッサとやめる

とはいえ1万時間を捻出するのは、それなりに大変です。

人間の1日の時間は逆立ちしても24時間から増えることはありません。

 

むしろスマホの普及でFacebookやTwitterやInstagramなどのSNSで時間をとられる要素は増えているのではないでしょうか?

 

それであれば、自分にとって何の利益にもならないムダなことはサッサとやめて時間を作り出しましょう。

 

例えばスマホのゲーム時間やパチンコに費やしているのであれば、思い切ってやめてみましょう。

 

それだけでもかなりの時間を捻出できるはずです。

 

 人生の1割未満の時間を自分に投資する

人生100年時代といわれています。

その中のたった4年~7年くらいを自分の価値を高めるために投資することで、より豊かで楽しく、やりがいのある人材になれるのです。

 

正直なところ、この本を読んだ直後の僕の感想は「もっと早くこの本と出合っていればば良かったのになぁ・・・」でした。

 

「これだ!」と思える「目的」を見つけたら、是非、1万時間の時間を工面して時間を訓練してくださいね。

 

 

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

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10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」

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