「Japan Power Platform Conference 2022」を拝聴したのでテンションあげあげのうちにアウトプットしておきます。
こんにちは! 松田軽太です。
今回はあーちゃん@昭和企業でRPAさんが「組織的なデジタルリスキリングの始め方」というテーマで登壇しました。
本日最終日! #JPPC の自動化/ボット/RPAトラック✨
— あーちゃん@昭和企業でRPA (@aachan5550) 2022年10月19日
こちらの3セッションです!楽しみ☺️
16:00からはMicrosoft Ignite 2022 Updatesの解説!https://t.co/FZ6kfwUsZ4 pic.twitter.com/lTlskvwRux
リスキリングって何?
最近、リスキリングという言葉を目にする機会が増えました。
こちらの記事から引用してみます。
リスキリングは生き残りのための重要戦略
たとえば、従来は人が作業をしていた製造工程でロボットが導入されたとする。その場合、手でモノを組み立てたり溶接したりする、という仕事はなくなるが、今後はロボットを操縦したり、ロボットのシステムにエラーがあったときにそれを修正したりする仕事が生まれる。
製造ラインの最前線に立っていた人は、そのような新しいスキルを身につければ、引き続きその企業における価値創造に参加することができる。これがリスキリングの意味するところである。
企業がDX 時代を生き抜くための新たな価値創出手法を、なるべく多くの従業員に獲得してもらうこと、これなくしてDX戦略の成功はあり得ないし、逆にデジタルやAI が人々の雇用を奪うという事態を抑止することもできない。
リスキリングは、DX時代に、企業と個人の双方が生き残るための重要戦略なのだ。
ざっくり言うと・・・事務作業者であれば、RPAでの自動化やKintoneやPowerAppsなどのローコード開発でちょっとした業務システムを内製化して、デジタル改善するためのITスキルを学習することをデジタルリスキリングといいます。
実務知識を知ってるということは大きな価値がある
自分の会社の仕事内容であれば、業務知識はバッチリありますよね。
そこにデジタル技術の知識とスキルを掛け合わせれば、職場で貴重な人材になれます。
そう、実はここで重要なのは自社の業務知識があることなのです。
いくらITやデジタル技術の知識があっても、その会社や職場の知識がなければ、どうやってITを活用していいのかが分かりません。
しかしITやデジタル技術の知識は今からでもやる気さえあれば習得することは十分に可能です。
なので業務知識があるということはアナタにとっての強力な強みなのです!
リスキリングでデジタル人材を内製化しよう!
今回のあーちゃんのセミナーで印象深かったのは「外部から高い費用をかけてIT人材を採用するよりも社内の業務を知っているITの素養のある人材を発掘して育成した方がいい」という部分でした。
IT人材の内製化です。
ちょっとその件であーちゃんとTwitterで会話したので載せておきます。
登壇お疲れ様でした!
— 松田軽太 (ソリュエイ亭門下生)5550 (@matudakta) 2022年10月20日
リスキリング大事ですね。
というかリスキリングと市民開発者はセットで考えないとダメですね!
聞いてくださりありがとうございました☺️
— あーちゃん@昭和企業でRPA (@aachan5550) 2022年10月20日
リスキリング大事ですし、デジタルが進むよいきっかけになればと期待しています。
業務担当者がリスキリングを経て、市民開発者になるわけですから、まさにセットで🍟✨
特に心を奪われたのは「数百万円のコストを払って雇うなら、その費用をリスキリングに振り向けて、社内のデジタル人材育成に振り向ける方が良い」という部分でした。
— 松田軽太 (ソリュエイ亭門下生)5550 (@matudakta) 2022年10月20日
それってデジタル人材の内製化ですよね。
製造業の偉い人って「内製化」ってフレーズが好物なので、これは使えると思いました!
「デジタル人材の外部採用コストと比較した場合、今いる社員のリスキリングは6分の1の費用」
— あーちゃん@昭和企業でRPA (@aachan5550) 2022年10月20日
とリスキリング本の後藤さんのセミナーで聞きました。
採用コスト、2〜3百万はざらにあるかと、、、定着するかわからない賭けに出るより、社内の人にまずやってもらうということが大事かと
リスキリングって自分のスキルアップのことだと思い込んでいたので視野が広がりました!
— 松田軽太 (ソリュエイ亭門下生)5550 (@matudakta) 2022年10月20日
「ちょっとITセンスがありそうだ」という理由でいきなりRPAやローコード開発のシステム内製にぶっこむから貴重な人材が壊れてしまうんですよね。
素養がある人を見つけたらリスキリングで育成すべきですね!
・・・まぁ、こんな感じで会話してたら、なんとなく自分の考えがまとまってきました。
前回のブログではこんな感じで人材育成に困っていました。
なかなかIT人材を獲得しようと思っても、給与テーブルの問題やリモートワークをしにくい職場環境など不利な条件が山盛りで困っていました。
しかし社内からITに興味がある人材を見つけてリスキリングすれば業務知識もあるので良いことづくめです。
もちろんリスキリングするにも費用は掛かります。
であれば、外部からIT人材を獲得するために支払う費用(数百万円?)をリスキリングに廻せばいいのです。
リスキリングの輪を会社に広げていけばDXも夢ではない
こうしてリスキリングの輪を会社に広げていくことで、働くことへの意識が変わっていくことと思います。
たとえば株式会社 鈴花という会社でもDX事例があります。
創立がなんと1900年(明治33年)の歴史のある会社です。
こういう歴史のある会社だとなかなかDXの実現はハードルが高いと思います。
しかし下記のスライドを読んでいただけると分かりますが、DXを実現しています。
情シス人材がわずか2名しかいないのに・・・です。
結局のところ、一歩を踏み出すキッカケさえあれば良いのですね。
リスキリングのキッカケ作りはどうすればいいの?
ではキッカケはどうやって見つければいいのでしょうか?
ネットにはこういう初心者向けの学習会が開催されています。
#ハジメの一歩会 pic.twitter.com/ypfah5bKON
— かーでぃ@ガノタなIoTプロフェッショナル (@_0447222690292) 2022年10月17日
ちょっとネットを探してみるといろいろ見つかると思います。
自動化ってコツを掴むとまるでゲームをクリアするような面白さを感じることができますよ。
リスキリングすることで自分自身の価値を上げて、楽しく仕事をするキッカケにしてみると良いと思います。
まずは最初の一歩を踏み出してみよう!