ブログを書き連ねていると
「果たして、今の文章の書き方って正しいのだろうか?」
「このブログ記事、本当に読んでて伝わるのかな?」
と自問自答するようになりました。
こんにちは!松田軽太です。
考えてみたら正しい文章の書き方なんて、働いてから学習したことがなかったんです。
これからブログを更新していくためにちょっと文章力を上げるために本を読んでみました。
自分のための備忘録的にメモっておこうと思います。
読んだ本
『6分間文章術 想いを伝える教科書』著:中野巧
- 作者: 中野巧
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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エンパシーライティング
この本を読むまではエンパシーライティングなんて言葉、聞いたこともありませんでした。
なぜ文章を書こうとしても筆が進まないのか?といえば、とりあえずwordに向かってしまって何も思いつかずに固まってしまうからです。
まぁ、確かにそうですよね。作文しなくてはいけないとう脅迫観念のもとでwordを開いて、しかし頭に何も浮かばず、時間だけが過ぎて焦燥感だけが大きくなります。
例えば僕は会社に提出する半期に一度の業績評価書を書く時にそうなります。
しかし文章を書き始める前の6分間で、何を書くべきかのテーマを定型フォーマットに書き出して整理することで、スラスラと作文が書けるようになります。
定型化することで、思考法が定着するのでしょうね。
それにより共感力の高い、心を動かす文章に綴れるようになるそうです。
そのポイントは7つあるそうで、本書ではそれを「7つの共感スイッチ」と呼んでいます。
しかもこの方法で書けば文章力というものが無くても、共感される文章を書けるようになるのだそうです。
う~む、そんな定型化した作業みたいに書いて共感される文章が書けるんですかね?
では7つの共感スイッチとは何でしょうか?
1.ゴール設定
2.相手のハッピー
3.あなたが求める行動
4.ネガティヴシンキング
5.ストーリーの力を借りる
6.論理×感情×あなたらしさ
7.あなたの望む世界観
『6分間文章術 想いを伝える教科書』著:中野巧より引用
と、この7つの視点になるそうです。
これをエンパシーチャートとして埋めていきます。
1.ゴール設定
この文章で何を表現したいのかというテーマを決めるということですから、これはスゴく分かりやすいですね。
自分が何を書きたいのか決まってなければ、キーボードを前にしても何も書けるワケないですよね。
2.相手のハッピー
この文章を相手が読むことで、どんな価値を与えられるのかを考えることです。
文章の内容に相手にとっての価値がなければ、紙と時間の浪費になってしまいます。
3.あなたが求める行動
2を実行するために相手にどんな協力を求めるのかを考えてます。
自分一人だけで完結するのであれば、必要ないかもしれませんが、学校であれ会社であれ、社会は人の繋がりで出来ています。
何かを誰がと一緒にするのであれば、役割を決める必要があります。
そしてこの結果として得られる成果が相手の求めていることであれば、相手も喜んで協力してくれるハズです。
4.ネガティヴシンキング
何かを行うということは、何かが変わることでもあります。変えるということは誰に影響を与えるので、全てが丸く収まることは少ないでしょう。
しかし想定されるリスクを事前に提示しておけば「こんなハズじゃなかった」とガッカリされることが少なくなりますし、事前にリスク対策を行うことも可能です。
要は期待ハズレにならないことが大切なのですね。
5.ストーリーの力を借りる
この提案内容を実行することで、何がどうやってどう変わるのか?がストーリーとして伝えておけば、より相手も分かりやすくて納得しやすいですよね。
6.論理×感情×あなたらしさ
提案内容によって何が変わることで便利になると分かればワクワクしたり楽しい気持ちになりますよね。
ここで感情を盛り込むことで、相手が共感してくれるようになります。
7.あなたの望む世界観
提案内容が実現したあとの世界観を描くことで、相手も共感してれます。
このエンパシーチャートが埋まったら、付箋紙などにそれぞれのチャートに該当するメッセージ(言葉)を書いて貼ります。
そして、そのメッセージ(言葉)を繋ぐことで、文章が完成するのです。
この時、あくまでもメッセージ(言葉)を繋ぐだけであって、メッセージ(言葉)を参考にして新たな文章を作り出すワケではないそうです。
ここまでエンパシーライティングについて、まとめみましたが、このブログが読みやすくなり、皆さんの共感を得られるようになっていれば、エンパシーライティングを習得できたということになるのでしょう。
しかし僕のつたない説明ではエンパシーライティングの素晴らしさが伝わるとは思えないので、是非、本を読んでみてくださいね。
- 作者: 中野巧
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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