こんにちは!松田軽太です。
本日、関東は大雪で街は白く染まっています。
ムチャクチャ寒いです。
僕はいわゆる昔ながらの日本の中小企業で働いています。
そんなベタベタの日本の会社でも数年前に年功序列制度から業績評価制度に変わりました。
しかし評価による給与の巾はA評価とD評価でもせいぜい月額で4~5万円というところでしょうか。
スゴく必死に働いた人でも、あんまり頑張らなかった人でも年収で50~60万円の差でしかありません。
しかも評価が上がる人はたいてい夜遅くまで残業しています。
そして評価の低い人は定時で帰っています。
そう考えると昔ながらの中小企業では、遅くまで会社に残り、家庭生活を犠牲にした代償が給与に反映しているのだと感じます。
まぁ、無駄に長時間勤務してるというよりは、仕事が出来る人に仕事が集中しているから長時間にならざるを得ないという現実もあるんでしょうけど。
現時点での人手不足を考えると、こういう昔ながらの中小企業での働き方は魅力的ではないのでしょうね。
しかし昔ながらの中小企業の中でしか働いていない人たちからすれば、こういう働き方が当たり前という感覚なので気合いと根性で歯を食いしばって長時間勤務するスポ根漫画みたいな働き方が美徳に思えるのでしょう。
勿論、今日のような大雪の日でも出勤して当然だと考えているでしょう。
そういえば東日本大震災で電車が動かなくて出勤できなかった時に「電車が動いてないので出勤できません」と連絡してきた社員に対しても「じぁ、自転車でも何でもいいから出勤するように」って指示していたのを思い出しました。
政府が掛け声をかけている働き方改革ですが、それに対して追いついている昔ながらの中小企業ってどのくらいあるのでしょうかね?
ちょっと気になるところです。