エッセンシャル思考という本を読んでいます。
こんにちは!松田軽太です。
この本では「より少なく、しかしより良く」という考え方を勧めています。
この「より少なく、しかしより良く」は増えすぎた情報に埋もれる現代の生活では、とても参考になります。
僕たちの生活では情報が溢れかえっています。
そして世の中が変わっていくスピードは10年前に比べて格段に速くなっています。
僕もネットから濁流のように流れてくる情報を見ていると「世の中の流れに取り残されないような、あらゆる事に興味をもって学習しなければ」と不安にかられて、イロイロな本を読んだりしてますが、知れば知るほど逆に不安が大きくなっているようにも感じます。
ネットがここまで発達する以前の世の中では、情報は出版社や放送局で吟味され、分かりやすく加工されていました。
しかしSNSの普及で、今までは知ることの出来なかった一次情報に触れることができるようになりました。
芸能人で言えば、SMAP時代は香取さんや稲垣さんや草薙さんの情報はジャニーズ事務所の描くイメージ戦略に沿って、マスコミに情報が流されるワケです。
ジャニーズ事務所に残った木村拓哉さんや中居さんの情報がSNSから流れてくることはありますんよね?
まぁ、ブランド戦略ですね。
ところがジャニーズ事務所から独立した途端、SNSで香取さんや稲垣さんや草薙さん自身が発信する一次情報に触れることができるようになりました。
野菜で言えば、ジャニーズ事務所に所属していた時は食べやすく誰が食べても美味しく味付けされていたサラダに加工されてファンに提供されていたわけですが、SNSでは畑から採ったばかりの泥だらけな野菜みたいなもので、新鮮だけど形が不揃いです。
不揃いな野菜は一般的には市場に流通しませんが、よくも悪くもSNS時代は不揃いで根拠のない情報も目にすることになりました。
物も情報も溢れかえった時代では、必要な情報と不要な情報に仕分けするという作業が発生します。しかもとんでもない手間です。
これからの時代、いかに情報の取捨選択や真贋の判断をしていく必要がありますね。
そんな現代だからこそ「より少なく、しかしより良く」という考え方を実践していくと、本質にたどり着けるのだと思います。