中学の同窓会が開催されて、久しぶりに友人に会ってきました。
こんにちは! 松田軽太です。
その中で感じたのは多感な思春期を一緒に過ごした友達とは
一瞬で「あの頃」に戻れるという不思議な感覚でした。
一緒に過ごした時間はわずか3年なのですが、これほどの深い繋がりを感じられるとは思いもしませんでした。
例えば社会人となって5年くらい仕事で付き合いがあったとしてもその仕事やプロジェクトが終わったら、なかなか連絡をとる機会もなくなります。
最近、ベストセラーとなったLife-Shiftをキッカケに「人生100年時代」と言うようになりました。
僕たちが子供頃、100歳を越えて生きるというのは夢のようなことでした。
しかし医学と科学の進歩で多くの人が100歳を越えて生きることができる時代になりつつあります。
人が生きていくには金融資産、人的資本、社会資本の3つが必要だと言われています。
金融資本は貯金や保険や資産運用に代表されるお金ですね。
人的資本とは労働力を市場に提供する。要するに働くということです。
社会資本とは何かというのは地域コミュニティや友達といった人の絆です。
どれも大事なのですが、それほどお金がなかったとしても友達などの社会資本が満たされていると、人は幸福に生きていけるといいます。
これから人生100年時代という中で重要になっていくのは人との繋がりの社会資本なのだと思います。
そう考えると、これからの時代は共に青春時代を過ごした友人との繋がりを育むというのは大事なことなのだ感じられます。
そういえば今の僕たちは、子供の頃の親世代になっていますが、当時の親たちと比べても、皆、若いように感じました。
実際、平均年齢はこの70年で30年近く延びているので、身体の衰えの進行も少ないのだと考えられます。
(まぁ、だからこそ年金支給の開始時期も30年近く延ばされそうですが)
とはいえ「久しぶり!」というノスタルジーだけでは関係性を持続することはできません。
今と昔で違うのは、中学時代の僕たちは自分の未来も分からず、自分が何者なのか?を自分に問うていましたが、今の僕たちは社会経験の中で社会的な役割を得ているということです。
もちろん、昔思い描いた夢とは、大きく違う道を歩んだのかもしれないけど、それでも、この数十年を生き抜いているのだから、それはそれで幸せな人生であると言えます。
今後はせっかく取り戻した縁をいかに有効に活かすのかを考えたいと思いました。
そう考えると、まだまだワクワクできることがあると感じられます。
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